
この日は、大阪の心理師スタッフが認知行動療法の講義を担当しました。
オンラインで東京の事業所ともつなぎ、大阪と東京の利用者、合同で講義を行いました。
認知行動療法は、利用者から関心の高い講義プログラムの1つです。
自分の置かれた状況を整理して、苦しくならない考え方や行動を検討する方法を学びます。
ストレスをため込まずセルフケアできるように、考え方を変える方法をグループワークも交えながら、実践的に学びます。
本日も皆さん集中して取り組んでいました。
その結果、苦しんでいた状況に対して違った見方ができて、不快な感情が落ち着いたという方もおられました。
認知行動療法は1人でも取り組めるのですが、グループワークを通じ色んな視点からの意見を共有することによって、1人では気づけない新しい考えにたどり着くことができます。

認知行動療法のプログラムの詳細についてはこちらを参照ください。
認知行動療法~考え方と行動の変化によって健康へ導く~
ベスリ・リワーク大阪は、心理支援の国家資格である公認心理師を持っているスタッフから認知行動療法を学べるリワーク施設です。
認知行動療法はうつ症状や不安にも効果があり、エビデンスのある心理療法です。
しかし、コツがわかって使いこなせるようにならなければ、効果は上がりません。
ベスリ・リワーク大阪は少人数のため、講義の後でも、わからないことがあれば個人的に質問や相談ができます。
スタッフも丁寧でわかりやすい説明をするよう心がけています。

執筆者 星野 文弥
臨床心理士、公認心理師、EMDR Weekend2修了
EAP、ひきこもり支援センター、精神科病院などで臨床経験を積んだのち、ベスリ・リワーク大阪に勤務。臨床経験や心理学の専門知識を最大限にどう還元するかをモットーに、休職者のメンタルヘルス向上に努めている。

