梅雨が明けると、連日、真夏日が続き、茹だるような暑さに悩まされます。
そんな中でも、運動は生活リズムを整え、心身の健康を保つためにとても有効です。
しかし、気温や湿度が高いこの季節では、日中の運動が熱中症のリスクを高めるため、特に注意が必要です。
本記事は、猛暑の中「一体どうやって運動をしたらいいのだろうか?」ということにスポットを当てた内容になっています。
安全に続けられる運動習慣をつくり、夏バテ知らずで過ごしていきましょう!
専門家に聞く!夏の運動ポイント
今回は、陸上競技のコーチ資格を持つリワーク講師に、夏の運動を安全に行うためのポイントを伺いました。

お話を聞いてあらためて「基本を徹底する」ことが大切だと感じました。
当たり前に知ってるよ、と思う方も多いでしょうが、再度基本の確認をしてみてください。
時間帯の工夫
「朝早く運動するのがいい」と言われますが、夏場は5時台でもすでに暑さが始まっています。
できるだけ早朝(4時台)や、日が沈んだ夕方以降に運動するのが理想です。
場所の選び方
- 涼しい室内(空調の効いたジムや自宅)
- 日陰のある公園など(直射日光を避けられる場所)
日中直射日光を浴びて運動をするのは大きな危険を伴います。
屋外で運動する場合は、日陰を活用し、風通しの良い場所を選ぶことが大切です。
水分・電解質補給の重要性
運動前には必ず水分を摂るようにしましょう。
ポイントは「運動をする前」です!
「のどが渇いた」と感じた時点で、すでに脱水が始まっています。
「まだ大丈夫」と過信せず、こまめな水分補給を心がけましょう。
また、汗で失われる電解質(ナトリウムなど)を補うために、スポーツドリンクもおすすめです。
電解質が不足すると、足がつりやすくなるなどの症状が出ることがあります。
これからが夏本番!安全に運動を続けるために
暑さに負けず、工夫次第で運動は続けられます。
この夏は、安全な運動習慣を心がけて、元気に乗り切りましょう!