ベスリ就労支援センター(東京)では、月に一度、土曜日にマナー講師の石倉先生をお招きしてセルフプロデュース外来を実施しています。
石倉先生は、元気を与えてくれるような明るい雰囲気ときびきびとした言動がとても印象的でした。
今回、私はスタッフとして初めてセルフプロデュース外来の運営のお手伝いをしてきました!
セルフプロデュース外来の様子やみてきて感じたことをこの記事で紹介したいと思います。
セルフプロデュース外来とは?
「セルフプロデュース外来」はベスリ就労支援センターに通所している利用者さんの中で、希望者だけが集まって参加する特別プログラムです。
なりたい自分を想像し、自分自身をプロデュースするための様々なレッスンが受けられます。
レッスンを通じて、なりたい自分の姿に向かって自分の意思で進む、そういう感覚を育んでいきます。
今回はセルフプロデュースに関心をもった4名の利用者さんが参加していました。
なりたい自分への気づきの連続

誰にも過去の経験によって作り上げられた自分自身についての固定されたイメージがあります。
「こういう風になりたい」という自分のイメージを持っていても、自力でその方向に進んでいくのは誰しも難しいものです。
なりたい自分への前進を邪魔をしているのは、案外、自分のなかにあるのかもしれません。
プログラムでは、いくつかの課題に取り組んでもらいます。
そして、講師の先生の潔くも丁寧な言葉にも促され、少しずつ自分のなかにある「なにか」に気づいていく体験をします。
自分の動く姿を動画で見る
様々な課題のなかでも、「自分の動く姿を動画で見る」という経験はなかなかインパクトがありました。
自分は笑顔が少ないと信じていた方が実は笑っていたり、緊張していた方の表情が見違えるほど柔和になったり…。
なりたい自分を想像して、実際に動いてみる。
小さな恥ずかしさを乗り越えた先に、少し前までとは違う自分の姿を目にしたことでしょう。
私もそういう場面に立ち会えて、嬉しい気持ちになりました。
お勧めしたいプログラム
休職し、リワークプログラムに通う期間は、「なにかを変える」、「なにかが変わる」チャンスかもしれません。セルフプロデュース外来に参加された利用者さんからは変化の兆しをたしかに感じました。
ベスリのリワークに参加された折には、ぜひ受講されることをお勧めしたいと思います!
※現在「セルフプロデュース外来」プログラムはベスリ就労支援センター(東京)のみの実施となります。