この日は、大阪の心理師スタッフがアサーションの講義を担当しました。
オンラインで東京の事業所ともつなぎ、大阪と東京の利用者、合同で講義を行いました。
アサーションの講義では、自分の考えを伝えにくいと感じる場面でも伝えられる方法を学びます。
利用者さんたちの中には、「適切なタイミングで相談ができなかった」、「手いっぱいだったけど頼まれた業務を断れなかった」といった方も少なくありません。
そのような方には、特にアサーションが役立つと考えています。
講義では、相手の立場など配慮しながら、自身の伝えたいことを伝えるアサーションという技法を、グループワークも交えながら練習していきます。

伝えたいことを、Describe(描写)、Express(感情表現)、Specify(明確な提案),Choose(選択肢)
4つに整理する
アサーションの詳しい講義内容についてはアサーション~自分も相手も大切にする自己表現~も参考にしてください。
本日の講義では、アサーションの基本的概念や方法について学ぶと同時に、グループでアサーションができたときとできなかったときのそれぞれの体験をシェアしました。
また、アサーションがうまくできなかったときの場面を思い返し、伝え方をアサーションに変えてみて、利用者同士でロールプレイをしました。
「実際にやろうと思うと難しかった」「アサーションで表現されると嫌な感じがしない」など、様々な感想がありました。
ベスリ・リワーク大阪は、心理支援の国家資格である公認心理師を持っているスタッフからアサーションを学べるリワーク施設です。
ベスリ・リワーク大阪は少人数のため、講義の後でも、わからないことがあれば個人的に質問や相談がしやすい環境です。
実際に講義をしていると、自分の意見を伝えるのが苦手だと感じている方がアサーションに興味を示す印象が強いです。
アサーションは実践を重ねることで、上達していくコミュニケーションスキルです。
実践に移すには、勇気と継続が必要です。
利用者の方の中にはリワーク参加中からアサーションに取り組み、復職後の再発防止策に取りいれている方もいます。
復職後のトレーニングの場としてリワークを利用してみてはいかがでしょうか?

執筆者 星野 文弥
臨床心理士、公認心理師、EMDR Weekend2修了
EAP、ひきこもり支援センター、精神科病院などで臨床経験を積んだのち、ベスリ・リワーク大阪に勤務。臨床経験や心理学の専門知識を最大限にどう還元するかをモットーに、休職者のメンタルヘルス向上に努めている。

